19時女子プロレス・34

15歳のみなみ飛香が保持するICEx60にコマンド・ボリショイが挑んだUstream初のタイトルマッチは、ボリショイの完勝でした。
19時としては珍しく煽りVが流された。

みなみ飛香の年齢以上のキャリアを持つベテラン・コマンドボリショイ選手。

「おごりはない」と言い切るみなみ選手。

みなみ選手が攻め込む場面もみられるが、ボリショイがテクニックで主導権を握り続ける。

試合の行方を決定付けたボリショイ選手の三角締め

ボリショイの掌底が決まり3カウント。

試合に敗れ泣き崩れるみなみ飛香

ボリショイが初防衛戦の相手として飛香を指名し、アイスリボン後楽園大会で行われることが決定した。

試合内容や経過の詳細については、バトルニュースの記事をどうぞ。
試合時間の20分で決着がつけられなければ王座剥奪というルールで行われたにしては、勝負タイムは8分程度とボリショイにとっては余裕の勝利。みなみのブロックバスターであわやという場面もあったが、ロープ際だったのでボリショイはエスケープ。リング中央で決まっていれば……といっても、あれをカウンターでしか決められなかったんだから、どっちにしろ脱出されていた可能性は高いでしょう。ボリショイがみなみをいくら称えようと、埋めがたい実力差があるようにみえた試合だった。
ボリショイとアイスリボンどっちからのアプローチかは分からないけど、初防衛戦の挑戦者がみなみ選手に決まった。第1試合のタッグマッチで敗れた米山香織は試合後に、「前哨戦で負けたほうがタイトルマッチで勝つことになっている」と語った。
19時女子プロレスアイスリボンなりJWPの前振りに利用するのは、とても正しいことだとは思うし、今回のタイトルマッチもある意味では前哨戦だと思う。でも、前哨戦にはもったいない試合だった。ライターの須山氏もブログで言っているけど、ちゃんと視聴者を集める努力をすれば前哨戦に留まらない評価を得られると思うけど。