Chromiumのフォントがやはり変だ

emacsのためにVLゴシックを導入した。デフォルトだとIPAフォントの派生であるTakaoゴシックが指定されるんだけど、画面幅の指定の単位が1文字=全角1文字扱いになってしまい、やたらでかい画面で表示されてしまう。また、ruler-modeでルーラーを表示させたときの表示も変。調べたら、VLゴシックならこの辺の問題が解消されるようなので試しに導入したところ、見込み通りちゃんと表示されるようになった。よかった。
しかし、別の問題が発生するようになった。WebブラウザChromiumのフォントがVLゴシックと思しきフォントで表示されるようになったのだ。同時に、Chromiumのフォント設定を開くとエラーが出てしまうようにもなった。
VLゴシックを削除すればChromiumのフォント表示は元に戻るし、フォント設定画面も開けるようになる。モノは試しでVLゴシックを「~/.fonts」にインストールしてみたが、改善はしなかった。

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別のPCでも同様の問題が発生したので、個別の環境に起因する問題ではないと思う。emacsのフォント表示に関してはTakaoゴシックでもVLゴシックでもいいんだけど、ブラウザはできればTakaoゴシックのままのほうがいいんだけどなあ。
emacsをTakaoフォントのままで使用し、画面幅を正しく表示するためには、~/.fonts.conf を作ってやる必要があるそうだが、これは面倒そう……。当面はブラウザのフォント表示を我慢するつもり。