プロレスコラム「四角い電脳ジャングル」リンク集
インターネットに初めて触れたのが高校生のときで、今あるようなサイトやサービスはほとんどない時期でした。よく見ていたサイトに「おたくウィークリー」があります。そこでは岡田斗司夫を中心としたライター陣が隔週程度のサイクルでコラムを公開していました。オタクやサブカルっぽい話題が中心で、高校生だった僕にはけっこう刺激的な内容でした。なぜか今でもバックナンバーが読めるようになっています。すべて10年以上前の記事なので、昨今の状況には合わないところも多くあるんだけど、それでもけっこう面白い。ときどき思い出しては読み直したりします。
山名尚志氏によるプロレス関連のコラム「四角い電脳ジャングル」が読めます。やはり10年以上前、それもPRIDE誕生前のU系に視点を据えた記事が多いです。毎号載っていたわけではなくやや探しにくいと思っていたので、リンクをまとめてみました。
四角い電脳ジャングル
「既に結論はでている。UWFは正しい。」
夢枕貘がこう書いてからまだ10年もたっていない。
しかし、その正しかったはずのUWFはもう存在しない。唯一Uの名前を昂然と掲げていた団体、UWFインターナショナルも、1996年12月27日、必ずしも惜しまれることなくその幕を閉じた。ところも前田日明が「選ばれし者の恍惚と不安、二つ共に我に有り」と宣言した「聖地」後楽園ホールでである。
UWF革命は終了した、といっていいだろう。つまりその総括の時期が来たということだ。
- 第一回 ヴァーリ・トゥードの正体は何か (1996/11/25)
- 第二回 UWFとは何だったのか (1997/1/25)
- 第四回 悪質とは何か (1997/5/27)
- 第五回 女たちのプロレス (1997/7/27)
- 第六回 メディアとプロレス (1997/9/10)
- 第七回 メジャー・スポーツとしてのK−1 (1997/10/10)
- 第八回 異種格闘技戦からスポーツ競技へ (1997/11/10)
- 第九回 雌伏の時期へ (1997/12/10)
- 第十回 去りゆくカリスマに捧ぐ・極私的「長州力」論 (1998/2/10)
- 第十一回 道場からジムへ (1998/3/10)
- 第十ニ回 社長の眼、レスラーの眼 (1998/4/10)
- 第十三回 未確認格闘団体 (1998/5/10)
- 第十四回 インディーからエンターテインメントへ (1998/6/10)
- 第十五回 前田日明の新たな旅立ち (1998/7/10)
- 第十六回 神取という物語 (1998/10/10)
- 第十七回 人のふり見て・・・ (1998/11/10)
- 第十八回 お金のお話 (1998/12/10)