「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」 感想

映画「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」を観てきました。井口昇の監督作品は「片腕マシンガール」についで2本目の鑑賞。「ロボゲイシャ」「古代少女ドクちゃん」は観てません。ちなみに井口昇西村喜廣坂口拓の3人の監督による競作となってます。
なんとかギリギリR15+!?「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」FANATIST SITE|杉本有美×高山侑子×森田涼花トリプル主演!!
戦闘少女 血の鉄仮面伝説 - Wikipedia

あらすじ(Wikipedia)

主人公の渚凜(なぎさ りん)は、気の優しい女子高生。しかし、クラスメイトからのいじめ、不気味な保健医、原因不明の右腕の痛みに悩まされていたこともあって、両親の愛情だけに救いを求めていた。

凜の16歳の誕生日。父・洋二郎は、恐竜から分かれた知的生命体(ミュータント)「ヒルコ」の子孫であることを、凜に初めて打ち明ける。しかしその直後に、日本政府の特殊部隊が渚家を急襲。凜の目の前で母・小百合を惨殺したばかりか、洋二郎までも死に至らしめようとした。その瞬間、獣のような叫びとともに、凜の右腕にある異変が起きる。

瀕死の洋二郎に導かれるかのように街へ出た凜は、道行く人々に次々と襲われるが、右腕だけで彼らを斬り倒していく。ところが、謎の女子高生・玲と着流し姿の男・如月(きさらぎ)に出会うなり、顔に鉄仮面をはめられてしまう。さらに、そのまま連れて行かれた山奥の秘密施設で、「戦闘少女」になるための厳しい訓練を受けさせられる。

実は、超人的な能力を持つヒルコは、長きにわたって時の権力者から迫害を受け続けてきた。ヒルコの精神的な支柱に当たる如月は、日本政府の転覆と、ヒルコを迫害してきた人間への復讐を画策。ヒルコの子孫に当たる少女を日本各地から集めては、秘密の武装訓練を通じて「ミュータントガールズ(ヒルコ少女隊)」に仕立ててきた。

玲が指導する訓練に加わった凜は、ナース服姿の少女・佳恵からの激励などを受けて、心身とも急激に成長。その結果、「(ミュータントとしての)能力が覚醒したら外れる」という鉄仮面は、如月ですら驚くほどの早さで凜の顔から外れた。そして、凜・玲・佳恵は、「ヒルコ少女隊」の一員として特殊部隊と対決。ミュータントならではの能力と、アクロバティックなアクションを武器に、日本政府や巨大な悪と戦うのだが・・。

感想

両親を失った女の子が復讐という戦いに身を投じる構図は片腕マシンガールと同じ。しかし、主人公サイドがヒルコという虐げられる立場にあることや、両親が実は人間とヒルコのカップルでそれ故に人間たちとの戦いに苦悩する様子が描かれるあたり、マシンガールに一捻り加えた感じです。ただ、ショッキングシーンに翳りはみられないし、何より主人公側の女の子は3人ですから、マシンガールと同じように楽しめそうです。

  • 森田涼花が可愛い映画
  • 亜紗美の死にっぷりが最高
  • ラストバトルは馬鹿馬鹿しいの一語に尽きる

東京での最後の公開日に観に行った関係もあって、上映後に舞台挨拶がありました。監督3人がフンドシで登場することは予想できてましたが、なんと亜紗美までもがフンドシ。舞台挨拶後は外の階段の踊り場で撮影会が始まりました。なお主演女優3人は来てません。ちなみに僕はアイスリボン志田光が出演していて、かつ舞台挨拶にも来ることが分かったので観に行ったのです。志田は監督である西村喜廣氏の指示により俳優のケツを蹴りまくってました。あれをアイスリボン売店でもやればいいと思います。ちなみに志田は端役で台詞も数えるくらいしかありません。