CakePHP導入事例を探す

CakePHPを使ったり勉強していれば、どんな風にCakePHPが実際に用いられているかが気になることがある。参考になることが多いしね。
ところで、次のエントリではセキュリティの観点からいかにCakePHPで構築されているかを隠す方法を紹介している。

ここでも書かれているが、パッみてCakePHPじゃないかなと思ってしまうことはけっこうある。自分なりに探してみることもある。
隠蔽のアプローチとして、次のような観点が紹介されていた。

  • デザインに注意
  • favicon.icoを使わない
  • cake.generic.cssを使わない
  • Cookie名に注意
  • URLに気をつける
  • inputのname属性

デザイン・アイコン・CSSは、確かにすぐに分かるところだ。でも、このへんを隠し切れないサイトってWebサービスとして興味をもてないクオリティしかないことも多い気がする。テキトーなURLを入力してCakePHPのエラー画面「Missing Controller」とか返されたら、開発側の程度の低さが知れるってものでしょう。
URLで分かっちゃうことも確かにある。「モデルの複数形/アクション名」、チュートリアルや自動生成されるアクション名のせいか、慣習的に似たような名前になることが多い。
inputのname属性についてはこれを読むまで気づかなかったが、逆に言えばその観点でCakeっぽいサイトを探す人は少ないかなとも思った。

cookieからわかったCakePHPによるWebサービス

Cookie名がデフォルトでは「CAKEPHP」であるということを、恥ずかしながら知らなかった。cookieやセッションで遊んでいるうちにふと気になって、FireFoxcookie情報を覗いてみたところ、それなりにあるのだ。

CakePHP公式サイト,[http
//cakephp.org/:title=CakePHP API手引書]:いわずもがな公式なので、加える必要は無いと思ったけど、CakePHPで構築されていると思われます
Plixi
Twitterで写真を公開するためのサービス
uploader @ アップローダー
アップローダーをレンタルできる
twitvideo
Twitterで動画を公開するサイトですね。利用したことは無いが、ここのサービスを使ってiPhoneでプロレス中継しているのを観たことがある

ここで挙げたサービスがCakePHPで構築されていることを示すわけではないけど、cookie名が「CAKEPHP」ならその可能性は高いということ。そうならけっこう興味深いと思いませんかね。他にもいくつかあった。導入事例を探すアプローチとしてはいいやり方じゃないかな。