1/4 アイスリボン 新木場1stRing 感想


1/4の新木場ファーストリングで行われた「新春リボン」を観戦してきた。
アイスリボンは昨年の5月と9月の後楽園ホール大会を観たことあるだけだ。アイスリボンにとって、というか、この規模の団体・プロモーションにとって、後楽園ホールはビッグマッチの会場となる。ましてアイスリボンは普段は道場マッチを主戦場としており、後楽園よりは多い頻度で板橋や新木場に登場するくらい。よくも悪くも「よそいき」仕様の大会なのだ。その点で、新木場大会は道場マッチに近い雰囲気だったと思う。道場マッチでは毎回やるらしい、さくらえみによる客いじりもちゃんとあった。

つくし vs くるみ

キッズ対決。特に言うことなし。

さくらえみ vs 宮城もち

宮城もちは入門後20日後にデビューしたらしい。確かにデビューしたてという感じで、テンポが悪かった。ちょっと覇気もないような気がした。星ハム子路線っぽいし、力はありそう。

紫雷美央紫雷イオ vs 星ハム子・帯広さやか

初めて紫雷美央・イオをライブで見た。これだけのルックスがあってキャラクターもそれなりに立っているのは、それだけで素晴らしいと思う。この二人を輩出したことがMAKEHENの数少ない功績だな。華名についていくようだからバチバチ系も身につけると、もっといいね。

宮本裕向・都宮ちい vs 中澤マイケル・松本都

この日の目当てはこのカードだった。レフェリー・さくらえみ。開始早々マイケルが3カウントとられ、再試合を懇願。その際に勝ったらやろうと思ってたということで、アイスリボンのテーマソングを下ネタ仕様で熱唱。前日はさくらえみのカラオケ、その翌日にマイケルの替え歌を聞くことになった。都宮ちいのコスチュームが子供服からセパレートに変わってたが、雰囲気はそんな変わらない。マイケルのローションは出なかったけど、松本都がギャグボールを装着させられていた。思っていたより控えめだったかな。

下田美馬 vs 真琴

僕が座っていたあたりの席に真琴が放り込まれたとき、「痛い……」と漏らしていたのが印象的でした。真琴が実はWWEトライアウトを受けていたとか、ちょっと驚いたが、絵にはなる選手だとは思う。でも、プレーヤーとしてはどうなんだろう。両方兼ね備えてこそだと思うけど。

志田光藤本つかさ(王者組) vs みなみ飛香・りほ(挑戦者組)

メインイベントでタッグ選手権のタイトルマッチとして行われた。志田と藤本が初めてよく見えたのは、仙台勢との対抗戦だった。女優やタレントという背景があるから、ふつうのレスラーよりも却って厳しくみてしまうというか。この二人のプロレスへの貪欲さの表現は立派だ。他の選手も見習うところがあるんじゃないかね。アイスリボンにあるベルトは今すべてこの二人が持っている、ことになっている。ふつうの試合、貢勝負でした。志田・藤本が防衛に成功。

感想

女子プロレスの酸いも甘いも噛み分けたオバサンばかりが出てくるプロレスよりは、若い選手が中心にいるアイスのほうが面白いのかもしれない。で、今回のメインはアイス生え抜きの4人だけで飾ることになった。だから、それなりにたどたどしさがある。
あと、志田・藤本。この二人は本当に生き生きしてるなあ。この二人はさくらえみUStream19時女子プロレスとは別に、twitcastingで公開している道場での練習を撮ったビデオにもよく登場する。タレントだから扱いがちょっと違うとかが、あまりないのがいい。Twitterで松本都が都宮ちいと遊びにいったことをつぶやいていたりするのも、安心する。