マッスルガール!第2話 感想
韓流スターがメインの回だったうえ、少し練習シーンがあるだけで試合の場面がなかったので、プロレスの観点から楽しめる話ではなかったかな。第1話で急遽レフェリーを努めた韓流スターが道場から姿を消してしまった。韓流は母親探しをしたい。白鳥プロレスにはレフェリーが必要で、韓流の力にもなってあげたい。互いのそういう事情を理解しあい、韓流が道場に戻ってくるまでが第2話のあらすじ。
繰り返すが先週の回と比べると、プロレス好き〜な観点では楽しめない、今回はありがちな日本のトレンディドラマな展開だった。
道場マッチやロケ会場
道場に住み込んで練習するのは当時も今も変わらないけど*1、第1話ではその道場に客を入れて試合を行った。いわゆる道場マッチだけど、これからも試合のシーンは第1話同様に道場マッチになるんだろうか。最終話あたりでたぶん賞金1,000万円を巡る大会が行われるはずで、これをあの狭い道場でやるということは、ないと思う。道場と会場を兼ねているあのロケーションはアイスリボン道場。平均的な動員数は100人未満程度だと思う。まあ、1,000万円の賞金がかけられるなら、後楽園ホールでもありえない。
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このドラマを通じて女子プロレスへの関心を持ってもらえたり、集客につながればいいと、JWPとアイスリボンを含めたプロレス側の関係者は期待している。そこで道場マッチはどういう印象を与えるのだろう。僕自身そんなによく理解しているわけではないが……、道場マッチは女子プロレス団体が主に行っている。古くは全女、JWP、今はアイスリボンが精力的に行っている印象。NEOもやってたかな。一般人よりは多くプロレス観戦しているつもりだけど、僕自身はまだ行ったことがない。よりマニアックなイメージがあって、行きにくいなあ、と思っている。アイスリボンなんかは前説で道場マッチ初観戦のお客さんをいじったりして、そのあたり工夫してる様子が伺える。
若い女性客が増えたら楽しいね
道場マッチ云々はいいとして、先週、アイスリボンが十代の選手限定の大会「Teens」をみなみ飛香を代表として立ち上げた。マッスルガールの放送のタイミングを意識していると思う。みなみ飛香・りほ、最近になってつくしが台頭してきた感がある。Teensは十代の女性客を入場無料にする試みを行なっており、彼女らやドラマが十代の女の子たちの琴線に触れ、プロレスのリング上や会場に女の子たちが多く現れるようになれば、まもなく三十のおっさんとしては嬉しい。
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*1:といっても、道場を持たないプロレス団体が今は珍しくないので、減っていると思う