geditのキーバインド(キーボード・ショートカット)を変更する方法
geditのカスタマイズについて調べていたら、キーバインド(キーボード・ショートカット)を変更する方法を見つけたので、以下で紹介する。
こちらのサイトを参考にしました。→Geditとプラグインとキーバインド: たわごと
ダウンロード・解凍
まず、以下のサイトから「editshortcuts-plugin-0.9.1.tar.bz2」をダウンロードし、解凍する。
http://empty.23inch.de/pmwiki.php/Main/EditShortcuts
ファイルを配置
解凍してできたファイルとディレクトリ、
- editshortcut.gedit-plugin
- editshortcut
を、以下のディレクトリに格納する。
~/.gnome/gedit/plugins
ディレクトリがなければ作る必要がある。
プラグインを有効にする
geditを起動して「設定」を開き、タブ「プラグイン」を見ると「Edit Shortcuts」が出ているはずなので、チェックをつけて有効にする。すると、「ツール」→「Edit Shortcuts」でキーボード・ショートカットをカスタマイズできるようになる。
できるだけWindowsで使っていたテキストエディタと操作系を同じにしたかったので、僕は以下のように変更した。
機能 | 操作 |
---|---|
リドゥ | Ctrl + Y |
タブの切り替え | Ctrl + Pagedown, Ctrl + Pageup |
次を検索, 前を検索 | F3, Shift + F3 |
設定 | Ctrl + 6 |
日付/時刻を挿入 | Alt + ; |
メニューから実行可能な操作はほとんど変更可能だと思う。
geditについて
geditは、GNOME環境標準のテキストエディタであり、操作系はWindowsでよく知られたテキストエディタと概ね同じである。たぶん、Ubuntuをインストールしてテキストエディタを使うなら、まず一般的なユーザならgeditを立ち上げることになると思う*1。
geditはGNOME標準のテキストエディタということもあってか、「Windowsでいうメモ帳みたいなもの」と紹介されることもあるが、メモ帳よりは高機能だ。Wikipediaで紹介されている特徴には、
などが挙げられている。
正直いってemacsやvimより使い込む価値はないかもしれないが、普段使いには十分事足る水準を備えていると思う。